体調不良で会社を早退した時、迷わず心療内科に行けばよかった話
身体中が痛い。頭が熱い。
私は昨日から絶賛、全身筋肉痛と熱に苦しんでいます。
原因はわかっています。一昨日気まぐれに、近所のジムに筋トレをしに行ったこと。
退職以来、日中ほとんど1日じゅう家で過ごすニートには、
腕立て伏せ30回、腹筋30回、スクワット30回ずつでもめちゃくちゃつらかった…。
(体力雑魚)
急激な無酸素運動は、運動不足の体にこたえます。
おかげで筋肉痛と同時に、熱を出してしまいました。
・・・というわけでこんにちは、ニート系フリーランスのマナミです。
絶賛今も寝込んでいます。
小学生の頃、よく運動会の後に熱を出していましたが、大人になっても、あい変わらず体調不良を起こしています。
いえ、むしろ軽い筋トレくらいで発熱するなんて退化しています。
(いちおう元体育会系なのですが・・・)
(体力の消費度相対比)
こんなふうにベッドで寝ていると、会社を休んだ日のことを思い出します。
あの頃と今の生活とで決定的に違うところは、休んでも誰にも報告しなくていい!ということです。
フリーランスですが、時給制の仕事は行っていないため、
納期さえ守っていれば、いくら寝ていようと報告の義務がないのがありがたいのです。
(ちょうど納品したところなのでこの2日間は寝ててOK)
私が在職中には、体調不良で早退を2回、欠勤を1回やりましたが、
1回目の早退では、いろいろ悩んだ挙句、
休んだにもかかわらず病院に行かず、結果上司にめちゃ怒られました。笑
(普通、社会人の早退と病院がセットとは知らなかったので)
あの時、躊躇せず心療内科に行っておけば良かったーっていうお話です。
体調不良でも会社へ行く社畜精神
配属から1ヶ月半が経った頃、私は日々つもるストレスからだんだん体調不良を起こすようになりました。
もともとストレスに弱く、すぐ体に出るほうだと自覚していましたが、その頃には毎日朝からキリキリとした胃痛と頭痛に苦しめられていました。
また夜になり家に帰ると、翌日会社に行って丸一日働くことを考えると眠れず、朝方にならないと寝つけなくなっていました。
そしてある日、とうとう体調不良で早退することになりました。
その日はいつもの胃痛や頭痛にくわえ、めまい、動悸、耳鳴りが一挙に押し寄せていました。
会社のフロアへ向かうエレベーターの中でさえ、目の前が歪み、まっすぐに立っていられないのです。ずっと壁にもたれかかっていました。
それでも「今日中にやらなきゃいけないタスクが山積みだから」と、ふらふらな体に鞭をうち、なんとか会社に来ていました。
できるだけ体力を使わないように、と椅子にいつもより深く寄りかかって、デスクワークに集中しようとしました。
しかし、ふらふらしてパソコンの文字がよく見えず、何度文章を読んでも意味が頭に入ってこないし、さらには周囲の雑音が頭の中にざわざわと響いて、まったく集中できなくなりました。
田中圭一さんの著書「うつヌケ」のずんずんさんのエピソードに、パソコンの文字が入ってこないというのがありましたが、同じような状態だったのだと思います。
画像はこちらから拝借しました。
そういうわけで仕事が手につかず、明らかにおかしい私に、
別の部の先輩が私の所属部の上司に
「この子、今日具合悪くてふらふらしてるみたいだから早退させた方がいいよ」と早退させるように言ってくれました。
私の所属ブラック部の人たちは、常にそれぞれが仕事を抱えすぎており、
新卒の体調まで気を配る余裕がなかったのですが、
(私も抱えている仕事が終わるまで帰りたくなかったので、体調不良を申告していませんでした)
その先輩のおかげで、13時くらいには早退することになりました。
早退したものの、病院に行かなかったわけ
帰る前に、部長からは「病院へ行って、家についたら連絡してくださいね」と言われました。
いざ、家への最寄駅へ着いた時、私は、病院へ行くか迷いました。
会社でのストレスが原因だし、精神的なものが原因だとはっきり自覚していたので、
行くとしたら心療内科か精神科かな?、とおもったのですが、この頃の私は
「心療内科に最初から行くのは、会社のストレスのせいで体調不良になってるって言ってるみたいで、
会社の人へのあてつけみたいに思われるかもしれない・・・」
という変な思い込みがあり、躊躇していました。
また、
「心療内科にかかったとして、
会社のストレスのせいって言ったら部長に怒られそう」
という恐怖心が大きかったのも病院に行きたくない要因の1つでした。
部長の方がこんなペーペー新卒の何百倍もの仕事を抱えているのに、
新卒に「会社のストレスで病気になっちゃったみたいです⭐️(舌ペロッ)」と言われたら
「ふざけんな」と。超お怒りになるかと思ったからです。
うちの会社は偉い人になればなるほど、実際にそういう人が多かったです。
自分が辛い思いをしているのに、新卒ごときがピーピー言っているの許せない、というお局さんとか・・・。(元人事はそういうタイプでした)
また、心療内科以外の科の病院にとりあえずかかる、という選択肢もありましたが、
一時的な頭痛やふらふらの症状は止まるかもしれないけれど、行ったところで、
精神的な原因(=会社でのストレス)が取り除かれない以上、意味がないと思い、
これまた躊躇しました。
あと単純に寝たかった。前の日も朝方まで眠れなかった私は、とにかく寝たかった。
何をしても睡眠不足で正確な判断ができそうにありませんでしたし、
で、私は迷った挙句、タクシーでそのまま家へ直行し、夜までずっと寝ることにしました。
病院へ行くということの現実逃避に、家で寝ることにしたのです。
病院にいくことで悩むくらいなら家で少しでも長く睡眠をとることのほうが、よほど魅力的でした。
「いつもよりたくさん寝れる」
「今から寝れば明日会社へ行くまでずっと寝れる、しあわせ」
私の頭の中はそれでいっぱいでした。
家に着くなりいち早くベッドに倒れ、そのまま22時くらいまで眠り込んでいました。
目がさめるとLINEで部長から連絡がきていました。
部長「病院へ行った?なんて診断もらった?」
私「病院へは行かず自宅にて療養していました。」
返信すると、部長からは当然、困惑のメッセージが。
部長「なんで?病院へ行ってって言いましたよね?」
部長「休んでもらったのは病気の原因を突き止め、少しでも早く治って仕事をしてもらうためです。なんで行かなかったの?」
なるほど、会社を休んだら病院へ行かなければならないのか…。
私の社会人としての認識が甘かったようです。部長のいうことが正しい。
部長は心配してLINEをくれているのですし…。
でも…
(病気の原因はわかってるんだけどな・・・)
部長には病院へ行かなかったことの謝罪メッセージを送り、
また明日は会社か・・・と萎えて眠りました。
部長には翌日会社に行ってからまた、結構な時間このことで叱られました。笑
こんなことで叱られるくらいなら、
あのとき、迷わずに心療内科に行っておけば良かった。
部長をはじめ、あなた方のせいで、
会社のストレスのせいで具合が悪くなったんだよ、と
診断書を叩きつけてやれば良かった。
乱暴ですが、そう思わずに入られませんでした。
メンタルの問題で早退した人は、躊躇なく心療内科へ行こう
同じようにメンタル面に原因があると思い当たる人で、病院に躊躇している人がいたら、
会社のために仕事をしているのではありません。自分のために仕事をしているのですから。
自分の体が最優先です。自分のために病院へ行きましょう。
それで上司に診断書を受け取ってもらえないなら、会社をサボるなり辞めるなりといった抵抗する方が良さそうです。
結局私は上司に診断書を出す前に会社を辞めてしまったので、心療内科にいっていたらどうなっていたかわかりませんが・・・。
(もう1回頭痛で早退した時は神経内科にかかり、「緊張型頭痛」と診断されました。身体的ストレスと精神的ストレスが関わった頭痛だそうです。)
では、今日は短いですが、また熱の波が襲ってきたので、寝ます。笑
おやすみなさい👋
(おしまい)