3ヶ月で会社を辞めたゆとりがブログを書いてみた。

3ヶ月で会社を辞めたゆとりが経験した会社でのあれこれ、会社を辞めて考えたあれこれ、仕事観などをつれづれなるなるままに書きます。

初めての方へ ー 自己紹介 〜会社を3ヶ月で辞めることを決心した理由〜

どうもおはようございます、こんにちは、こんばんは。

2017年卒の新卒で入った会社を3ヶ月で辞めました。ニートのマナミと申します。

 

この記事では私自身の自己紹介や、会社を3ヶ月で辞めるに至った理由などを紹介していこうと思います。

今回はセルフインタビュー形式(Q&A)で、なるべく簡潔に書いていこうと思います。

後日、それぞれの項目について、詳細記事を書いていく予定です。

 

ではでは、宜しくお願いします〜。

 

※2017年9月7日一部加筆、修正しました。

※2017年9月15日一部加筆、修正しました。

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Q. 名前、年齢、性別、職業は?

A. ナカガワマナミ 23歳 女性 ニートです。

最近は時々クラウドソーシングで仕事をいただけるようになりました。

いまは駆け出しのWebデザイナーです。

 

Q. 最終学歴は?

A. 教育大学、教育学部卒業です。

大学では軽音サークルでボーカルやったり、

ゼミで古文の研究や日本のポップカルチャーの研究などをしていました。

1年休学してふらっとバイトしてすごしたりしていました。

 

 Q. 趣味は?

A. アニメ鑑賞、読書(絵本から新書まで)、友達とのLINE、焼肉

 

 Q. どんな会社にいたの?何をしてたの?

A. 広告業界のPR会社で、企画営業のような仕事をしていました。

一部上場企業なのに内実めちゃくちゃどベンチャーどブラックな会社でした。

 

Q. 会社では何をやりたかったの?

A. ありがちですが『トレンドを作り出す』ことに興味がありました。

現場に入るのはずっと楽しみにしていました。

あと自分でものづくりをするのが好きだったので、自分で作ったものを自分で広められる人間になりたかった。すんごいざっくりしていますが。

 

Q. 辞める決心をしたのはいつ?なんで?

A. 辞めたいなー、と思い始めたのは6月後半です。

配属されてちょうど1ヶ月半くらいの頃から毎朝起きるのがしんどくなり、日中も腹痛、頭痛、めまい、動悸、息切れなどの諸症状が現れ、体調が悪くなってきました。

 

『このまま会社に行ってたら心身ともにヤバイ』と思いはじめたら、もう会社に行くモチベーションがどんどんなくなっていきました。

 

辞めた理由としては、メンタルの問題が第一でした。

配属されたひどい環境で3年働いたら、機械のように効率よく仕事はできるようになるかもしれないけれど、

その分自分の人間らしい部分が死んでしまうと思ったからです。

第二にプライベートの時間とかちゃんと欲しかったということが大きいです。

第三には入社前にできると思っていた仕事ができないとわかったこと。

 

退職を決心したのは、最終出社日の1週間前です。

 

Q. 辞めたのはいつ?

A. 7月いっぱいで退職しました。

最後の2週間は有給消化させてもらいました。

有給とれるとは思わなかったので嬉しかったです。その会社での最初で最後の有給になっちゃいましたけど。

 

 

Q. もともとブラックな会社だったの?

A. もともとブラックな会社でした。

マスコミ系の企業で、テレビ局の人ともやりとりのある仕事だったので、忙しいのは当たり前っちゃ当たり前ですが、午前2時〜3時になっても会社から帰れない直属の先輩とかを実際に毎日見ているとざわっとしますよね。。。

20代のOLが飲み会でもないのに、深夜タクシーで帰宅ってどういうことなんでしょうか・・・。あっ、私はたくってないですよ。

3時とかに翌日の指示のメールくるのが怖いです。

 

Q. ブラックって知ってたの?

A. 薄々は知ってました。ただ就活しているときって希望に満ち溢れているから

「多少忙しくても大丈夫!!」って思ってたし、何より仕事を楽しみにしていたので。

結果、思ったよりブラックで心が折れちゃったんですが・・・

 

Q. 上司や人事にはなんて言って辞めたの?

A. もともと私は学生時代からWeb制作の仕事などを行っていたこともあり、

Webの仕事がやっぱりやりたい、と言って辞めました。

ただし、退職を申し出るまでにも数回体調不良で休んでいたので、正直に心身ともにしんどいこと伝えました。

いずれにしてもキレられました。私も悪い点はたくさんありました。

 

 私の苦手な人事には、メチャクチャ体育会系な精神論での説教をされた上、

上司である部長に悪いように私のことを伝えられました。

その人事のことはいまだに苦手です。笑(人事って嫌われ役で大変ですね)

 

Q. PR会社を志す人に一言?

A. ニートからいうことでもありませんが・・・

業界全般として忙しいです。不測の事態もたくさん起きます。

業界に限らないかもしれませんが、突然の残業とかザラですし。

入社したことを後悔しないように、先輩社員の話をたくさん聞いておくなど、

十分心づもりしておいてください。

 

新しいもの好きとか、

学園祭とかでっかいプロジェクトをみんなでやる雰囲気が好きとか、

めちゃくちゃ忙しくてもいいから達成感のあることをやりたいという

『やりがい』重視される方はチャレンジしてもいいかもしれないです。

電○などの広告会社と比較すると、個人プレイヤーの活躍が大きいというか、やることや責任が大きいです。(これは会社によるかも)

 

人が流動的な業界ではあるので、いつでも辞めようと思えば辞められますが、

辞めたとしても新卒で転職するのはなかなかしんどいことも多いので、

最初から辞める気で入るのはできれば避けたほうが良いかもです。

 

でもしんどくなったら無理せず辞めたほうがいいと思います。自分をいたわってあげてください。

 

Q. 新社会人に一言?

A. またしてもニートからいうことでもありませんが・・・

就活は本当に納得行くまでやっておいたほうがいいです。

少しでも懸念事項のある会社には行かないこと。

あとは「いつまでその会社にいたいのか、何をしたいのか」目標を立てて、それに応じて頑張ってください。

 

私はアフター6を充実させたい人なので、

今の私だったら、「定時で帰る」という目標を私はめちゃくちゃ推奨します。笑

 

ちなみに、私の場合は「最低3ヶ月は会社で頑張ること」が目標だったので、ギリギリ目標達成できました。(出社日数的にはアウト)

 

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以上が私の自己紹介です。

 

あわせてこちらの記事もご覧いただけると嬉しいです。

こちらの記事はSmartNewsに転載されていたようです。

このブログで一番最初に書いた記事です。

3yutori.hatenablog.com

 

 

なにかご質問などありましたらお気軽にコメントをもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです!

またTwitterも更新しているので、そちらからご連絡いただいても大丈夫です。

ブログよりも頻繁に更新しています。関係ないこともつぶやきます。

twitter.com

 

ちなみにこちらAmazonの欲しいものリストです。

アフィリエイト広告の運用はほとんどしていないため、

ここで欲望は晒せるだけ晒すことにしてみました・・・。

お気持ちいただけると幸いです。

amzn.asia

 

お読みいただきありがとうございました。

  

おしまい。

(60分)

東大卒ニートの兄にみた、キャリア選択の難しさと間違った「甘え」①

東京大学(理科) (2018年版大学入試シリーズ)

東大卒の兄がこの半年、実家にてニートしている。

私の実家は北陸地方にある。そこには今、兄と両親が暮らしている。

 

兄は昨年までの7年間、東京で過ごした。

そして昨年の終わり、東京での仕事を辞めて、実家に帰ってニートとなった。

 

兄はストレートで東京大学に合格。理系学部に4年間、院でも2年学んだ。

人からみればエリート街道を進んできた人生と言えるかもしれない。

 

しかし現状、まがうことなきニートである。

 

兄と実家の両親(おもに父親)は相性が悪く、

毎日「父親にこんなことを言われた〜〜〜」だのなんだの、お嘆きのLINEが私の元に入ってくる。

お前は、会社のお局さんに目をつけられたOLか。

 

どうやら就活しないことで毎日、嫌味を言われているらしい。

 

別に、兄は鬱とか寝たきりというわけじゃない。

事情があって再就職しないまでも、さっさと家賃分だけバイトして稼いで一人暮らしをすればいいのだ。

地元であれば家賃を3万も払えば、十分住める賃貸物件が揃っているのにどうして家をでないんだろう。

 

イヤミをいう父親父親だが、いい年した息子が実家にいれば、

イヤミの1つも言いたくなるのも当然だろうと思う。

父親の発言の1つ1つに一喜一憂する兄は、素直というか、

何を言われてもウザがる、思春期の少年のようだ。

 

私は兄のことは家族として好きだが、最近はどうも、何かと悪いことがあれば父親のせいにしているように思えて目に余る。

この父親とのいざこざを起こしている兄は、好きではない。

彼は頭がいいのに、なぜこんなに私をイライラさせるのだろう。

(まあ現状ほぼニートの妹に言われるのもシャクだろうが・・・)

 

どうして彼はこんな風になったのか。

彼の持って生まれたパーソナリティーの問題もあるが、特に

父親との強い軋轢が今も彼を毒しているのが一番の原因のようにおもう。

彼のキャリア選択について振り返って考えてみた。

 

受験〜東京大学入学まで 

兄には屈折した父親への反発心があった。彼らはもともと相性が悪かったようだ。

彼の高校時代から、いやもっと以前からいろんな局面でそれによる問題は起きていたのだろう。

兄曰く、一番最初に家族内で辛い思いをしたのは保育園の年中さんの時だそうだ。(よく覚えてんな)

 

脳内がお花畑で、そういった家庭内問題に気づいていなかった当時の私にとって、

一番大きな事件は、兄の大学入試だった。

 

 

兄が大学入試で東大を志願したのは、

「特にやりたいこともなりたいとかはないけど、自分の能力でどこまでいけるか試したかった」からだ、という。天才ゆとりか・・・。

(私の数少ない東大生の知り合いはみんなそんなかんじだ。東大あるあるなのだろうか) 

 

もとから兄と父親とは折り合いがよくなかったが、大学入試の志願を出すときにはそれが激化し、もめにもめた。

兄のセンター試験の結果は芳しくなかった。東大に合格する点数の平均を大きく下回っていたらしい。

合格が危ぶまれるラインだ。

二次試験の出願を前に、父は東大を諦めるように言った。

「東大には危ないかもしれない。浪人はさせないから、地元大学の医学部に入れ」といった。

 

両親は公務員だ。安定している公務員という仕事を崇拝している。

公務員以外の一般企業のことは、ほとんど知らない。

たとえばITでいうならLINEとかヤフー、楽天くらいしか知らない。

そんなビッグネームの企業すら、ITというだけで信用していないかもしれない。

(昔から私たち家族は、新しいものには疎かった)

ブログも野球もしないから、amebaサイバーエージェント)、DeNAあたりになるとあやしい。

 

兄は頭はいいが細かいことにこだわる。こだわりが強く空気が読めない。

社交的で世間体を重視し、せわしなく働き仕切りたがりの父とは相性が悪かった。

 

もちろん親の気持ちとしては、兄は頭いいのだからそれを生かせる仕事についてほしいというのは当然だろう。そのために医学部に入り医者になる。

しっかり稼げる医者になれば、将来も安泰だし世間体も良い。

なにより公務員の親にとっても、身近でわかりやすい職業だ。

 

当時の私は知らなかったが、医学部に入る奨学金制度というのは充実しているらしい。

勤務医になればもちろん給料はいいから、奨学金の返済も問題ないだろう。

今思えば、医者という仕事は、学力と学生時代にかかるお金という問題さえクリアできればとてもコスパの良い仕事だと思う。

兄が奨学金のことを知っていたかはわからないが、「医者は稼げるからなんとかなりそう」くらいは知っていたはずだ。

 

しかし彼は医者になりたがらなかった。

物事への知識欲や好奇心はあるが、それはあくまで研究対象としてだ。

高校時代には、興味の対象が医学には向かなかったのだろう。

 

父親は何かを説得する時、頭ごなしに「〜〜をしろ」ということが多い。だが、

それは論理性を欠いていることも多く、間違った知識や偏見も多かった。

それが今回も裏目にでた。

もともと医学部への興味はなかった兄だが、父の説得によって、さらに反発するようになった。

兄は「絶対に医学部だけは行かない」と言った。

 

(ちなみに一応センター試験の結果をもって地元医学部にも出願していたらしいが、合格していたそうだ。)

  

そうして彼は両親の反対を押し切り東大を受験し、あっさりパスした。

 

 

長くなりそうなので分けます。3部構成くらいでかけたら、いいな。

 

続く。

(90分)

東京大学(理科) (2018年版大学入試シリーズ)

東京大学(理科) (2018年版大学入試シリーズ)

 

 

ゆっくりとした時間に追われない生活の中でも自分のペースを見つけ、成果を上げる方法を探す

会社を辞めて1ヶ月半が経過した。

厳密に言えば退職してからちょうど1ヶ月である。

家でだらだら漫画を読んだり動画をみたり、ブログを更新したり(このブログはまだ更新3回目だが・・・)など自分の好きなことだけをして過ごしている。

長くて短い夏休みのような、精神的に充実した時間を過ごしている。

 

金銭的なことを考えると不安にもなるが、大金持ちになりたいわけでも、

スーパーキャリアウーマンになりたいわけでもないので今はマイペースでいいのだと思う。

金に困ったらバイトでもなんでもすればいいのだ。焦らないのは得意だ。

 

思えば、仕事をしていた3ヶ月は常に時間との戦いだった。

何と戦っていたのか、毎日不安でいっぱいだった。

この会社でうまくやっていけるのか、仕事をうまくこなせるか、上司に怒られはしないか。

 

lifehackerなどの仕事やライフスタイル系のメディアを読んでは、常に効率的に仕事をする方法を調べたり、

自己啓発本だの「ハーバード流云々」だの仕事の流儀本だのなんだのを読み漁っていたことが思い出される。

 

ハーバード流宴会術

ハーバード流宴会術

 

 ※なお宴会の少ない職場だったので、ハーバード流宴会術は読んでいない。笑

意識の高い系の知り合いがこぞって読んでいたな・・・。

 

毎日職場に提出する日報には、

「今日はショートカットを覚えることで効率的にできた。(orできなかった。)」とかばかり書いていたような気がする。

効率的に仕事をするこのは大切なことだ。限られた時間の中で大きな成果を上げる大事だ。

今考えても3ヶ月間頑張ってよく働いていたと思う。

 

職場でのストレスがマックスだった頃の私のツイッターを見てみると、

「もっと効率をあげて働くにはロボットになるしかない」とか書いていて苦笑した。

 

それはきっと無理をしていたのだ。

効率を上げることしか楽しみのない仕事なんて、そもそも続けること自体が無意味だったのだ。

 

今の私は当時とは真逆の働き方をしている。

仕事をしすぎたその反動で全く仕事ができない人のような過ごし方をしている。

フリーでの仕事も最近始めたものの、1日の8割の時間はネットサーフィンしてるか寝てるかサボっているか漫画を読んでいる。

典型的な仕事できないやつだ。笑

 

まあ、きっとサボっているのが本来の私のほうなんだろう。

だがさすがにこの生活をあと1年も続けるとダメになってしまう。

仕事を辞める時も、「こんな仕事を1年続けたら鬱になってダメになってしまう」と思っていたが、今度は違う意味でダメになってしまう。腑抜けになってしまう。

 

5年もかけて大学まで出してもらったのに、両親にも申し訳ない。

投資してもらった金は返済しなければならない。

 

フリーで一刻も早く稼げるようになりたい。

 

あと、1日にブログ1回もろくに更新できないのはさすがにダメ人間すぎるので、

毎日短くても更新する子をライフワークにしよう。それを目標に頑張る。

 

ではまた。(20分)

「定時過ぎてから振られる仕事をやっちゃう」社畜精神は伝染するから早く仕事辞めよう。

どうも、はじめまして。マナミです。

新卒ではいった会社を3ヶ月で辞め、しばらくは自由人(という名のニート)をしています。

人間、働かなくても、案外死なないもんだなーと思います。

さすがにそろそろ、バイトは始めるかもしれません。

 

 

私が新卒で3ヶ月勤めた会社は、ちょっとしたブラック企業でした。

 

ブラック企業に勤めていると社畜精神がいつのまにか伝染してしまうので、

染まってしまう前にさっさと辞めてしまったほうがいいんじゃないかな〜というお話です。

 

定時過ぎに仕事を振ってくる隣のチームの先輩

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ある新卒時代の、配属から1ヶ月を過ぎたころのこと。

 

定時を1時間過ぎた19時になって、自分の提出する仕事が仕上がり、

「よっしゃ今日は早上がりできる!」と思っていました。

 

しかし、その頃から、早く帰りたい時に限って

「ごめーんこの仕事やっておいて〜」と仕事を渡されるといことがありました。

しかも隣のチームの女性の先輩から。

 

しかもこの仕事、やったことがなくて地味に時間がかかりそう・・・。

 

ん??定時すぎてますけど??

しかもその仕事いま初めて見ましたし、やり方も教わってもないですけど???

 

どうせ提出期限ギリギリになって気づいてめんどくさいから

私に振ったんでしょ・・・???

 

その日だけは定時で帰りたかった私は、

このように一瞬彼女を責めたい気持ちに駆られました。

 

が、その先輩もサボりたくて言っているわけれはありません。

彼女はクマだらけです。前日終電まで仕事をしていたと聞いています。

 

さらに周りの先輩や同僚も当然のようにPCをカタカタ打ってます。

絶賛みんな、残業しています。

 

誰も新卒が残業しようとしているのに止めてくれません。

なぜならみんな目の前の仕事に必死だから…。

 

みんな忙しいのです。ここでは、残業するのが当たり前なのです。

そういう文化、常識なのです。

 

しかも先輩に頼まれたら嫌な顔できない序列を重んじる、真面目系クズの私です。

そこで「みんなやってるしなあ、しょうがないな〜」と思って仕事を引き受けてしまいました。

 

そうして貴重な20代前半のプライベートな時間になるはずの時間を、

本来自分の仕事ではない余計なタスクに費やしたのでした。

 

そんなことを続けているうちに、変な思いやりの情が湧いてくるようになってきます。

 

「〇〇先輩は昨日徹夜してるし、新人の私が先に帰っちゃダメだ・・・!」

「少しでも〇〇先輩の仕事が減らせる様に電車の時間ギリギリまで仕事しなきゃ」

 

そんなことふうにどんどん、「思いやり」によって勤務時間が延び、残業時間が増え、

自由な時間と健全な心が蝕まれていったように思います。

 

社畜精神は無意識のうちに伝染する

私が言いたいことはなにかというと、

ブラック企業社畜メンタルは伝染するから、

洗脳される前に早く逃げるべきだ」ということです。

 

ヘタに真面目で人の立場を思いやる優しさを持っていると、

「あの人も頑張っているんだから、私も頑張らないとっ…!!」という

頑張り屋さん、あらため、社畜メンタルが伝染するのです。

 

社畜は一人にしてならず。そう、社畜は一人で社畜になるのではありません。

会社全体、部全体が「残業してナンボ」の雰囲気が伝染してしまうのだと、思うのです。

 

私の配属された部は残業が常態化しており、22時になってもみんな残っていました。

残業する人だらけの部の空気はまるで機械工場。

みんな青白い顔をして黙々と作業する、作業マシーンと化していました。

 

会話もなく、もはやコミュニケーションのある、

「人と人とが支え合って頑張っている職場」という雰囲気ではありませんでした。

 

残業は個人にとっても会社にとってもマイナスなのでは

定時過ぎてからの仕事とか効率悪すぎです。

とっくの間に集中できるリミットが過ぎてますから、エナジードリンクを飲んで疲れをごまかしてもだめです。

残業時間に比例して効率も仕事のクオリティも下がっていきます。

 

私は疲れが如実に仕事に出るタイプなので、

長時間の残業で翌日集中力が散漫になったり、うたた寝しかけたりしました。

前日ゴリ押しで作った資料がミスだらけで、結局修正するという余計なタスクもよく発生しました。

 

また一度残業を初めてしまうと、日中に仕事がはかどらなくても

「まぁ残業して夜やればいっか!」と思ってしまいます。

 

そうなると社畜化待ったなし。

 

「仕事が終わらない→残業する→翌日はかどらない→残業する→翌日はかどらない→・・・」の無限ループに入ってしまいます。

ダメですよね、絶対。

 

残業が月45時間を超えたら命令に従わず帰れる?

ちょっと調べたんですが、法的には、契約書で労使協定が締結されている場合、

月45時間までは上司に「残業しろ」と言われた場合(残業命令)には、

従わなくてはならないそうです。

逆にいえば45時間以上残業していたら、即帰っていいってこと??

 

残業は、客観的に見ると法律と契約書でしっかり定義されています。

 

〜中略〜

法律は、俗にいう36協定(サブロクキョウテイ)。残業及び休日出勤に関する規定について、労働基準法第36条において結ばれている労使協定です。

 

会社が、『事業所の労働者の過半数で組織する労働組合』、もしくは『労働者の過半数を代表する者』とこの36協定を締結している必要があります。

 

そして、会社が雇用者と労働契約や就業規則において『業務上の必要あるときは、時間外・休日労働を命じる』などの記載がある場合。

 

上記の2点がある場合、労働者は正当な理由がない場合、残業命令を拒否することができなくなります。

 

引用元:残業は強制なの?残業命令はどこまで権限があるの?

 

もし残業で悩んでいる人はタイムカードをチェックしてみてください。

月に45時間以上残業していませんか?

45時間以上残業していることが明白な場合、さっさと家に帰りましょう。

 

引き止められたら「いえ、法的にも認められてる権利なんで、家に帰りますね〜。」

でいいんじゃないでしょうか。

間違っていたら誰か教えてください。

 

労働基準監督署に行くという手もある

また45時間未満でも、以下の場合は残業する必要がない可能性があるそうです。

 

・会社が『事業所の労働者の過半数で組織する労働組合』、もしくは『労働者の過半数を代表する者』とこの36協定を締結していない場合

・業務上必要性のない労働である場合

・社員の健康を害す業務命令である場合

・社員の私生活における影響を害している場合(家族の保育や病人、要介護者への配慮)

・社員が残業不可能な理由を具体的に聞き拒否したとき、正当性があるか考慮していない場合

(=つまり残業不可能な理由を説明しても聞く耳を持ってくれない場合)

 

もし上記に当てはまってるのに残業を強いられる場合は、労働基準監督署に相談してみるのもいんじゃないでしょうか。

労働基準監督署http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/location.html

 

私も会社にいるうちに労基行っておけばよかったな・・・。笑

 

まとめ:残業を強いる会社から卒業して健全な精神を取り戻すべし

今いる自分の会社が忙しすぎてしんどいなーとか、

ブラック企業だなーとか感じている人は今が行動するチャンスです。

 

長時間労働してても楽しい!!!!」って人はそれでいいんですが。

 

違和感を感じているのに長く勤めていると、社畜精神が根付いて、

いつのまにか逃げたくても逃げられなくなってしまいますから・・・。

そういう先輩いっぱい見てきましたから・・・。

 

 

仕事辞めても案外生きてます。お金がなくてもそんなすぐにしにません。

 

以上、社畜に染まってしまう前にさっさと辞めるか労基行こうというお話でした。

3ヶ月で新卒で入社した会社を辞めました。

はじめまして、マナミです。

新卒で入社した会社を、3ヶ月で辞めました。

 

今日で退職してから1ヶ月経ったので、記念と言ってはなんですが、

会社にいたことを忘れないうちに、ブログに書き残しておこうと思います。



1ヶ月の研修を経て、現場に配属。

1日14時間朝から晩まであくせく働いて、家に帰ればインスタント食品を食べ、ただ寝るだけの毎日。



先輩は毎日3時間睡眠でクマだらけでしんどそう。



「おはようございます」

そんな挨拶さえはばかられるような、活気の失せた職場。



同じ部の人同士のコミュニケーションなんて、ほとんどありません。



毎日機械のようにタスクだけをこなし続ける日々に、

 

「本当にこんなことがやりかったんだっけ・・・?」

「もっと私にはやりたいことがあったはずなのに・・・?」

 

そう思うとだんだん体調は悪くなり、仕事も手につかなくなり、

「仕事を辞める」という意志を固めるのにはそう時間はかかりませんでした。



辞めることを告げると、人事には時代遅れの体育会系の説教をされ、

部長には人格否定まがいのことも言われました。

 

退職が決まってからは、辞める人間に思いやりなんていらないとばかりに、

放置プレイもありました。



とまあ、いろいろありましたが、

無事に、心身の健康のため、

そして自分のやりたいことをやるために、会社を辞めました。



今日は元同期と退職して以来はじめて会い、飲む予定だったのですが、

同期も忙しすぎて急に来れなくなってしまったそうです・・・。

 

今日は会社のノー残業デーのはずですが仕事が終わらないそうで・・・。

彼女たちも3時間睡眠になる日々はそう遠くなさそうです。

 

私自身が、会社を早期に退職できたことがせめてもの救いです。



このブログでは、私が新卒で3ヶ月会社にいた間にあった出来事や考えたこと、

仕事のこと、キャリアのこと、人生のことなどなどを綴っていきます。

 

それでは継続更新できるように頑張りますー。